昨日は、海江田和記さん(https://kaiedakazuki.net/blog/)が主宰するKaiedaビジネス大学で講演をさせて頂きました。
テーマは
「伝える、伝わる」
ビジネス面だけでなく、今マスコミがドタバタしている吉本興業の話、人間関係、そういったほとんどの場面で大切なのがこの「伝える、伝わる」だと思います。
私はそんなつもりで伝えたわけではないのに…
確かに伝えたはずなのに…
どうしてそんな風に伝わっちゃうかな… など
人はほぼ自分の「思い込み」によって物事を認識しています。
その状況で、相手を理解しようといくら努力しても、見ている景色が全く違うので100%伝わることは無いのです。
前回お見せしたこの図にしても
あなたは「赤い線は曲がっている」と認識して、それが真実だと脳は思い込みます。
ところがある人が、赤い線に定規を当ててみたところ「赤い線は直線だ」と認識して、それが真実だと脳は思い込みます。
この認識の違っている人同士が、いくら赤い線に関して話をしたとしても…平行線をたどってしまいます。
この図のようにね!(笑)
お分かりですか?上の図の横線は曲がっていません。すべて平行な直線なのです。
真実は100人いたら100様なのです。
であるなら、お互いにお互いのことは100%理解できていない…という前提で話をしなくてはなりませんよね?
「このくらいやってあげたんだからもう満足だろう」
というコンサルタントやコーチ、治療家やセラピストは多いです。
ところが、リピートしてくれない。
それは相手の気持ちがあなたに正しく伝わっていない証拠。
では、どうすれば良いのでしょうか?
答えは単純明快!
相手(クライアントさん、患者さん)に聞けばいいのです。
そしてそこにギャップがあるのですから、そこを一緒に埋めるようにコミュニケーションなり行動なりを調整していけばいいのです。
今日から、
「自分は100%相手を理解できていない」という前提に立ってみてはいかがでしょうか?
おのずと、発する言葉や行動が変わっていきますよ。
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