やりがい搾取(さくしゅ)されているあなたの脳

GIGAZINEという会社で、「やりがい搾取の正当化」という考え方を海外の研究事例として紹介しており

その心理的メカニズムとは、「労働者にとっては仕事をすること自体が報酬だ」「やる気のある労働者なら、たとえ命じられなくても自分から仕事を買って出るだろう」という暗黙の了解です。研究グループはこの心理的メカニズムを「やりがい搾取の正当化」と名付けました。

(略)

長時間労働や時間外労働などで搾取された労働者は、周囲から「やる気のある人だ」と評価されやすいことも明らかになったからです。このことは、周囲の評価が労働者にやりがい搾取を受け入れるインセンティブとなってしまうことを意味しています。

出典:GIGAZINE 「やりがい搾取」が発生してしまうメカニズムが判明

 

としています。

 

そして真面目な、いい人ほど…この「脳のコントロールの罠」にはまりやすい!

と警鐘を鳴らしています。

 

○搾取ケース1:クライアントに迷惑をかけられないからがんばろう!

○搾取ケース2:景気が悪いときに採用してもらったのだから不満はあるけど辞めちゃいけない

○搾取ケース3:自分が休んだり辞めたりして、職場に迷惑をかけてしまうことは許されない

 

私の治療院に来られている患者さんは、

特に搾取ケース3にあてはまることが多いです。

そしていつもそんな患者さんたちに言っているのが、

「真面目でいい人ほどカラダに色々な症状を抱えるんだよなぁ」ということ。

例えば

本来、有給休暇は権利であり、その日数を休むことまで織り込んで職場は仕事量を調整するべきなのですが、「空気を読む」という悪習にあなたの有給休暇は活用されずにいます。

 

また、「自分が辞めたら、職場に迷惑がかかる」というような理由で転職を思いとどまる人もいます。

しかし、それこそ過剰な負担をあなたに強いることで仕事が維持されている(しかも賃金は低いまま)のですからあなたが気にする問題ではありません。

また、意外なように思えるかもしれませんが、あなたがひとり欠けても、職場は誰かがそれを穴埋めしながら維持されていくものです。

だとしたらあなたのやりがいが搾り取られて、あなただけが消耗していることになります。

 

あなたの「やりがい」はときに会社があなたを安くこき使う言い訳になっている

 

同様に、真面目でいい人ほど…

ご両親や先生の言葉が潜在意識にしっかりとプログラムされてしまっています。

 

100点取ったら褒められて、

そうでないと叱られたり、マイナスな言葉をかけられたりする。

 

 

失敗は悪で完璧は正しい。

 

そんなプログラミングであなたの潜在意識は完成していて、

ゆえに、100点・完璧でないケースは自信を失って、「自分はダメな人間なんだ」と自動的に思い込むパターンを繰り返します。

 

何回も何回も繰り返すと、それは「自分にとっての真実」となり、

私にはとても思い切ったことは出来ない。

私は今の生活で満足して生きるべき人間。

新しいことにチャレンジするなんて、ムリムリ。

 

そういった人生になっていくのです。

 

でもね、あなたの潜在意識にプログラミングしたご両親や先生ははたして完璧な人生なんでしょうか?

 

自分の人生を、思うがままに楽しく自由に、毎日幸せに過ごせているのでしょうか?

 

もし、「そんなことはないなぁ」と思うのであれば、あなたはあなたの潜在意識をプログラミングしなおして、今までと全く異なる新しい人生を歩み始めることができるのです。

 

潜在意識の力が95%を支配しているのですから、

 

新しくプログラムされた潜在意識は、たった5%しか力を持たないあなたの顕在意識

 

「頑張る!」・・・ことをする必要はないのです。

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