お金に対する従業員の思考

私は毎日治療現場で「脳」が体に与える影響の大きさについて話をしたり、

実際に脳がどのように体に影響するか…体感してもらったりしています。

こちらは

「制限をつけない思考は行動を拡大する」

例です。

 

 

なぜこういったことを院内やユーチューブで伝えているか?

それは、皆さんの思考領域を広げることにあります。

 

人の脳は今まで経験したことや知識として入ってきた中でしか

目の前のことを判断しません。

 

目の前のスマホだって…

知識として無い、アフリカ奥地の原住民にはただの箱です。

 

今の思考領域を広げることで、

人生を大きく変えられる可能性は皆さん平等に無限なのです。

 

ということで、今回はお金のテーマですね。

 

お金に対する思考が違うから

・従業員は生涯従業員
・自営業者は生涯自営業者

ということに関して…

「金持ち父さん貧乏父さん」の

キャッシュフロークワドラントの説明をしますね。

 

1.従業員

<考え方>

「安定」とか「保証」を重視しているので、契約社員よりは正社員が良いと思ってますし、

福利厚生が充実した会社に就職する事を望んでいます。

 

親や学校からは「いい成績をとって、いい学校にいって、いい会社に入って定年まで働く事」が

正しい事だと教わっているので、その道が正しいと信じ込んでいます。

 

だから、いい会社に入るために、資格をとる事を生き甲斐にしている人が多いのも特徴です。

 

<嫌いな事>

・ リスクを負う事。
・ 不確かな事。
・ 投資(危険だと思っているから)
・ せっかく貯めたお金は決して失いたくない。

 

<良く使う言葉>

・ お金には興味がない。
・ お金が全てではない。
・ 収入の範囲で生活費を切り詰めろ。
・ 持ち家は最大の投資だ。
・ 重要なのは、給料だ。
・ 投資は危険だ。損はしないようにしろ。

 

まとめてみると…従業員の思考は

 

仕事の安定を重視した考え方で、会社にリストラされないように、一生懸命仕事に励みます。

 

お金に興味がないと言いつつ、結果としてお金のために働き続ける事になります。

 

一生懸命働いた結果、さらに忙しくなり、家族と過ごす時間がなくなり、家庭が崩壊していくなんて話は良く聞く話です。

 

実は私の30代がこれでした。

とにかくそれまでは親が敷いたレールをただ歩み続けることが正しいことだし、

親も周りも安心することだと思っていました。

 

投資?・・・いやいや危ないでしょ!

 

貯金こそが、何があるかわからない人生に対する最大の防衛でしょ!!

 

あまりお金お金って言うのはお金の亡者みたいでカッコ悪いし、人生ってもっと、やりがいとか、社会貢献とか、人類愛とかっていうところに目を向けるべきでしょ!!!

 

会社で一生懸命働いていれば認められて、やがて収入は上がっていくし、旅行だってたまに行けてるし、車も共働きだから買えるし。

 

多少切り詰めた生活さえしていれば、若くしてマンションも買えたし。とにかく堅実に働いて財布から出ていくお金を抑えて生きていくことが幸せにつながる唯一の方法。

 

そんな風に考えていました。

もし今このメールを読んでいるあなたが従業員という立場であるなら…

恐らくは30代の私と同じような考えではないでしょうか?

 

時代的に多少違うのは、昔は、

・会社自体の存続が当たり前の大前提だったこと。

・会社が正社員ではなく派遣社員を多く雇うようになったこと、

・海外の人材を活用するようになったこと、

・AIの導入で人手を要さない職種が増えてきていることでしょうか。

 

今回は

・従業員
・自営業者
・ビジネスオーナー
・投資家

という4つのクワドラント(分野)のうちの

「従業員のお金に対する思考」を簡単に説明してみました。

 

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