思考は過去をも変える

ある村にひとりの少年がいました。

彼は、希望に胸を膨らませて小学校に入学。

毎日楽しくみんなと仲良く遊んだり勉強したりしていました。

 

もちろん服のそでは、

鼻水を拭いたのがカペカペになって固く固まっていました。

 

そんな彼は、半年後に親の転勤で町の小学校に転校。

事情あって、新しい小学校への転校時に親の付き添いはなく、

心細く一人教室で、初めて会うみんなが体育館の朝礼から帰ってくるのを待ってました。

 

この少年はあることがきっかけで、

この転校初日からクラス全員から総すかんをくらってしまいました。

 

そしてそれから4年間彼の小学校での記憶は失われることになります。

 

覚えているのは

自家中毒という病気になり
※自家中毒:1.5〜8歳位の比較的やせ型の繊細なタイプの子どもが、種々のストレス(風邪、遠足、遊びすぎなどの疲れ、親に叱られる(精神的ストレス))を受けた時や、夕食を食べずに寝た時などに一時的に陥る病態です。症状は、頑固な嘔吐、腹痛、頭痛、全身倦怠感、脱力感が突然おこってきます。

 

毎朝寝小便ならぬ、寝うんち。

また、しょっちゅうお腹を壊していた彼は、ひとりで学校から帰る際にも我慢できず、

かといって、田舎育ちのため、ビルのトイレを使っていいのかもわからず…

ビルの窓の下で野うんち。

 

うん悪く(笑)、

それがみつかり、窓を開けて叱られ、必死に走って家に逃げ帰りました。

 

それ以来、彼は学校帰りにお腹が痛くなってうんちがしたくなっても我慢し、

それでも我慢しきれないので、こっそりパンツの中にしてしまっていました。

 

それが気持ち悪く、歩く姿はいつもガニ股。

 

実は、これは私の実話なのです (+_+)

読んでるあなたはどう感じましたか?

 

うわ~、暗い過去を持ってるやつだ!!と思いましたか?

 

もちろん私にとっても、この過去は、暗く嫌な思い出として心の奥底にしまっておくことは出来ます。

 

でも今は、これを笑って話せるのです。

 

あんなに嫌だったであろう当時の経験を、今は患者さんであったり、不安を抱えて落ち込んでいる人に笑って話せるのです。

 

誰にでもあるであろう、暗く辛い出来事。

心の奥底にしまっておくのも、笑い話としてさらけ出すのも、

どちらも可能。

 

自分のとらえ方次第。

 

未来は変えられるが過去は変えられない。

そう言われていますが、

 

未来は変えられるし、過去も変えられる。

そんな風に私は思っています。

 

自信がない、怖い

そう思って行動できなくなっているのも、あなたのとらえ方(脳の使い方)次第で180度変えることは出来るのです。

 

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