サケ釣りは北海道ならではの醍醐味があります。
朝日が昇ってくるのをじっと待つこと2時間。
秋の夜はとても冷え込んでいるので、手もかじかんでしまいます。
それでもあの釣れた瞬間の感覚を思い出しながらじっと待ちます。多い時には2M間隔で100人近くが横一列に並び竿を振ります。
実はサケ釣りを始めた4年間はまったく釣れず…周りからは「荒井さんは魚に嫌われてるんでない?」「なんか釣れないの気の毒だわ」って言われていました。
週末は毎週のように札幌から8月~知床、9月~襟裳、10月~白老、11月~恵山へと出向いてましたからねw
ところが、4年目の忘れもしない道南の恵山の近くの海で初めて釣れたのです!!しかも3本も(*’▽’)
頑張って頑張って努力していたのにまったく釣れなかった私が、この経験をきっかけに急に釣れるようになったのです。
なぜだと思いますか?
秘密は「脳」にありました。
一度体験すると、イメージが出来るんです。
海中の中でルアー(疑似餌)がどのような動きをしていて、それを泳いでいるサケがどのように眺め、喰いつくか。
一度経験するまでは、喰いつかれたときどんな感触が腕に走るのか?どれだけの負荷がカラダにかかるのか?どれだけ暴れるのか?想像もつきません。